トレーリングストップ注文とは?

トレーリングストップ注文とは

トレーリングストップ注文は、トレール注文などと呼ばれていますが機能的には同じです。なぜトレイリングストップ注文はこんなにFX投資家に人気があるのか?

 

そもそもFXでは値上がりを期待して通貨を買って、決済のために売る以外に、値下がりを期待して通貨を売って、決済で買うという取引もできます。そして為替相場は時差に関係なく24時間変動し、取引ができます。しかしわたしたち個人投資家は24時間起きていることはできません。為替ディーラーは交代制で持っているポジションの差損益を監視し、24時間売買チャンスを狙っています。

 

一見すると非常に不利ですが、FX(外国為替証拠金取引)では、銀行間市場で戦っているディラーにはない機能があります。それが注文機能です。為替ディラーが使う銀行のシステムには成行注文しかありません。指値などはないのです。今ではFXが進化しており、その最先端の注文方法がトレイリングストップ注文(トレール注文)なのです。

 

それではトレーリングストップ注文を解説していきましょう。

トレーリングストップ注文の仕組み

トレーリングストップ注文は一度、ポジションを持った後の決済注文としての逆指値注文(ストップ注文)を「トレール」できること。トレールとは追尾という意味です。平易な言葉でいえば、トレーリングストップ注文とは、逆指値が為替レートの変動にあわせ、切りあがっていく、または切り下がっていくことになり、逆指値の決済注文において、実勢レートが有利な方向に動いた場合に、注文レートを自動的に追従(トレール)させる注文方法です。

 

利益の最大化と損失の最小化を可能にするのが「トレーリングストップ注文。

 

トレーリングストップ注文は、逆指値注文を為替レートの上がり下がりにあわせトレーリングする、いわゆる機能の名称なので、決済注文としての逆指値、イフダン(IFD)注文、オーシーオ(OCO)注文、時間指定成行注文でも利用することができます。

トレーリングストップ注文の例(ケーススタディー)

これから為替相場において、ドル円が上昇すると予想したAさんは、83.00円のとき、トレール設定したロスカット(逆指値)注文を82.50円で発注。その後、ドル円は上昇、下落を繰り返しながら、直近の高値を更新し、85.00円まで上昇。当初82.50円でトレール設定されたロスカットレートも自動トレール(追従)したことで、84.50円まで追尾し続けました。

 

もし85.00円の高値を頭に突然反落した場合、ロスカット注文が84.50円で執行されますが、85.00円を上抜け、上昇トレンドが続いた場合は、そのままロスカットレートも自動で切り上がっていき、より大きな利益を追求することができます。 このように自分に最も有利な為替レートで決済することができるのです。エントリーしたレート以上で決済することができれば、利益を確定することになります。

 

ケーススタディー

 

FX投資家注目の最新為替相場情報!欧州のソブリンリスクが意識され、欧州市場序盤に1.4367ドルまで下落したユーロ/ドルは欧州中央銀行による追加利上げへの期待感からユーロ買い・ドル売りへ傾斜し、1.45ドル台へ上昇した。また、商品価格が上昇したことを受け、資源国通貨が買われ、クロス円は堅調に推移。ドル/円はクロス円の上げに連れ高となり、終盤にかけて83円台半ばへ反発した。